日之影町は宮崎県の最北山間部に位置し、東西約9㌔㍍、南北30㌔㍍、総面積は277・67平方㌔㍍で、町土の約91%が山林となっています。また、一級河川五ケ瀬川が町の中央部を西から東に貫流し、その支流の日之影川が町の北部を東西に二分して流れているほか、大小の河川が周囲の深山からこの二つの川に山を削って流れ込み、深いV字形の渓谷を形成しています。
本町は2006年に森林セラピー基地に認定され、町内6カ所に整備しているセラピーロードは、それぞれが個性的なコースで、自然を楽しみながら、日頃の疲れを癒やせるものになっています。セラピーコースの見どころの一つである「石垣の村戸川」は、棚田百選に選ばれており、見事な石垣からなる棚田は先祖から現在に受け継がれています。
また、竹工芸品や九州唯一の農村歌舞伎「大人歌舞伎」など、農山村に昔から続く伝統的な農法や伝統文化が評価され、2015年12月に本町を含む5町村からなる「高千穂郷・椎葉山地域」が世界農業遺産に認定されました。
また、2017年6月には本町を含む宮崎県と大分県の4市2町にまたがる「祖母・傾・大崩山系」地域がユネスコエコパークに登録されるなど、本町には豊かな自然がたくさんあります。
本町の豊かな自然や伝統文化を五感で体感しませんか? ぜひおいでください。