大阪維新の会の戦略などポピュリズムと言われる政治手法とその政策を読む
「大阪維新の会」が進める三つの戦略(大阪都構想・教育基本条例案・職員基本条例案)や河村市政の市民税減税など、地方政治の場でおきているポピュリズムといわれる政治は何が問題なのか。憲法や地方自治法、公務員制度などに照らし、法的な問題点と民主主義の課題を考える。
第1章 自治体ポピュリズムの憲法政治―プレビシットと民意― 植松健一
第2章 ポピュリズム首長と議会・住民参加 榊原秀訓
第3章 国会と地方議会の改革のゆくえ 小沢隆一
第4章 大阪都構想と「国家改造」 森裕之
第5章 大阪府「職員基本条例案」の法的問題点 城塚健之
第6章 大阪における「国歌起立斉唱強制条例」と「教育基本条例案」の法的検討
丹羽徹
第7章 名古屋市の「河村流減税」の検証 山田明