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3・11大震災と公衆衛生の再生 ―宮城県の保健師のとりくみ―
書籍名
3・11大震災と公衆衛生の再生 ―宮城県の保健師のとりくみ―
著者名等
村口 至
,
末永 カツ子
,
伊藤 慶子
,
臼井 玲子
,
佐藤 幸子
(著)
/
村口 至
,
末永 カツ子
(編)
価格
¥1,650
(税込)
発行年月日:
2019年7月31日
ISBN-10
488037699X
ISBN-13
9784880376998
C-CODE
C0036
ページ数
178ページ
本のサイズ
A5
ネット書店
書籍の内容
〝地域保健活動〟を検証する
公衆衛生の現状は危機的な状況にある。それが露呈されたのが東日本大震災。本来、保健師の地域保健活動は健康課題を解決するため、地域の人々と協働して行う活動。しかし、行財政改革、社会基礎構造改革により、地域保健活動は減少。さらに平成の大合併により、保健師の受け持つ地区は広範囲になり、その姿は住民から見えにくいものとなっている。そのような状況下、東日本大震災は起こる。当時、保健師はどのような活動が求められたのかを振り返り、公衆衛生のあり方を検討する。
目次
第1章 被災地の保健師活動からその役割を考える
1 保健師の仕事
2 大震災での保健師活動
3 保健師活動に影響したこと
第2章 3・11検証─やれたこと、やれなかったこと
1 3・11当時のこと
2 事前に活動していたこと
3 3・11検証から生まれたもの
第3章 合併した自治体、3・11後の地域保健活動
1 はじめに─自治体合併と3・11との関連
2 石巻市に合併した2つの地区での活動
3 南三陸町での活動
第4章 地域の保健師の活動─平成の大合併に関わって
1 合併前の町の様子─市町村保健師活動
2 合併後の状況
第5章 公衆衛生の再生を─地域保健活動の実践
1 保健師・保健所の発展史
2 保健所の再編経過
3 戦後の宮城県でのとりくみ
4 3・11で求められた地域保健活動
5 保健師の体験してきた"ゆらぎ"の意義
6 協働知の提案
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