憲法を活かし 地方自治が息づくまちづくり 信州から発信!
2022年7月─23日(土)・24日(日)・25日(月)
「自治体学校in松本」の現地開催が無事に終了いたしました。
[第64回自治体学校in松本]の資料集好評発売中です。
【送料代込み2000円】
自治体学校実行委員会事務局(info@jichiken.jp)までお申し込みください。
以下の専用WEB申込システム、または添付のFAX専用申込書へ記入してお申し込みください。
参加登録 締切:2022年7月1日(金)23:59
※ご宿泊の申込がない場合は7月8日(金)23:59まで受付いたします
大町市在住のミュージシャン柳澤和夫をリーダーとして、坂本弁護士一家殺害事件で犠牲となり大町市の山中に埋められていた龍彦ちゃん(当時1歳)のことを忘れまいと歌い継ぐ活動を重ねています。女性ヴォーカルの後藤叶圭さんは2000曲以上のCMソングで茶の間でその声が知られています。
自治体学校の開講直前に投票日が予想される参院選。その結果は秋からの自治体運営にも大きな影響を及ぼします。参院選の結果を踏まえ、また来年の統一地方選挙も展望し、今後の自治体政策をどのように考え、自治体の転換をどう進めるべきでしょうか?
災害の時代を迎えています。自然の凶暴化と社会の脆弱化の中で、災害の巨大化、頻発化、多様化、複合化が進んでいます。頻発化は公衆衛生的取り組みを、多様化は個別密着的な取り組みを、巨大化は連携協働的な取り組みを求めています。その中でも自治体のあるべき姿を考えます。
コロナ禍で露わになった社会保障の脆弱な体制を放置し、中途半端な緊急対応で生活や営業の危機を乗り切ることはできません。分科会では、コロナ禍における生活実態と現行制度・施策の問題を明らかにしたうえで、緊急に求められる施策、自治体が果たすべき役割、国民の生活を守るセーフティネット再構築に向けた課題について検討します。
新型コロナウイルスの感染が長引く一方、政府の公的医療抑制政策によって、医療現場は崩壊とも言えるしわよせを被ってきました。感染症の波が繰り返し押し寄せることを考えても、この抑制策を転換し保健所をはじめとする公衆衛生体制を強化する必要があります。地域で起きている実情と今後の方向性について話し合います。
保育所利用者が増える前提で講じられてきた様々な施策。利用者減少の時代を迎え、そのあり方や保育所運動の方向性の見直しが迫られています。新型コロナ感染症以前に作成された子ども・子育て支援事業計画や各地で進められている公立保育所民営化、統廃合についても、一旦立ち止まる必要があります。利用者が減少するからこそ実現すべき保育制度について考えます。
窓口業務・体育施設・公園・図書館・保育・学校プールをはじめとする自治体の民営化、学校や公共施設の統廃合は、住民にとって深刻な問題をはらんでいます。その一方で、住民運動の力で食い止め、再公営化する動きも広がっています。PFIについての会計検査院の報告書を、自治体として生かすことも重要です。各自治体の経験を交流し、再生への展望を明らかにします。
政府の「司令塔」(デジタル庁)の勢いもあって全国各地でデジタル化が急ピッチです。しかしデジタル化は便利になりますが、人間社会に悪影響をもたらす「落とし穴」が潜んでいます。公務公共の分野では「落とし穴」にはまることがあってはなりません。落とし穴とは何か、どこにあるのか、それを考え、見つけ出し、除去するための手立てを考えます。
新型コロナウイルス感染拡大により、複合不況とも言える状況が深まり、未来への希望を持ちにくくなっています。その中で、私たちが住む地域に目を向ける機会が多くなりました。昨年は、地域産業が、地消地産型⇒地産地商型⇒地産外消型へ発展する道を学びました。地域循環型経済の意義とすばらしさを学び、討論しましょう。
岸田政権は、コロナ禍第6波のなかで、第33次地方制度調査会を発足させ、国による地方自治体への介入を強化するとともに、都道府県、市区町村レベルでの「広域連携」を制度化する動きを強めています。その背景とねらい、現状を解説するとともに、憲法と地方自治の観点から、対抗軸の形成を具体的に展望します。
公民館における「松本モデル」とは、地区住民と地区常駐職員が協働して、地区の学習・福祉・健康・子育て・防災の輪を築いていく―これが松本ならではの地区自治=地域分権の姿です。松本市の公民館活動の歴史や到達点に学び、そして市民がつくる松本市財政白書づくりの具体的事例を交えながら、住民自治のあるべき姿について考えます。
地球温暖化防止のために再生可能エネルギーの普及は急務ですが、原発や火力の代替として、大規模&短期間に開発を進めることは、環境破壊や地域社会とのあつれきを生じさせ、持続可能な社会に向けた営みに逆行するものです。各地での問題を交流しつつ、地域の自立に資するエネルギー開発のあり方を一緒に議論しましょう。
長野県南端の南信州は、9万6000人の飯田市を中心に1万2000人から380人の14市町村が広域圏を形成しています。中核市としての役割を担っている飯田市政の現状と星空観光で注目を集めている阿智村観光・多くの犠牲者を出した満蒙開拓の歴史を語る記念館に学びます。
阿智村・満蒙開拓平和記念館見学ののち、阿智村役場で「阿智村観光とDMO」の報告(熊谷阿智村長・阿智昼神観光局社長)を聞きます。昼神温泉(「鶴巻荘」TEL:0265-43-2320)に宿泊、夕食後希望者には「日本一の星空観光」(別途料金)。
飯田市役所で午前、報告「飯田市政と広域連携」(高田飯田市副市長)を聞きます。11:30解散、「飯田商工会館前」バス停より高速バス新宿行13:54発/名古屋行12:30発に接続します。
地方議員の方々、財政の構造を知りたい自治体職員や市民団体の皆さまに、自治体財政の基本的なしくみを解説した上で、国と地方の財政関係、「地方創生」政策、新型コロナウイルス感染症対応交付金等による地方財政への影響、自治体財政の現状と課題について、具体的事例を交えながらわかりやすく解説します。
私たちは、コロナ禍で人と人の交流(交通)が生きていく上でどんなに大切か知らされました。今だからこそ、現実を踏まえ、現行の法制度を超えて、交通権を保障した交通政策と地域の交通のあり方について話し合いましょう。交通権を保障した交通は、誰もがいつでも便利で安価な交通を安全で安心して享受できる交通とします。
ロシアによるウクライナ侵攻によって、エネルギー確保とともに、日本の食料自給率の低さが改めて浮き彫りとなりました。それは農業所得の確保を軽視してきた日本の農業政策の結果でもあります。各地域の積極的な取組みを交流しながら、農業・農村のこれからについて話し合います。
コスト削減だけが目的で教育的根拠のない学校統廃合・小中一貫教育づくりや、プールの民間委託、施設整備へのPFI事業導入など、民間企業の参入も進められています。この分科会では、こうした動きの背景や狙いを学ぶとともに、各地の住民運動の経験を交流し、住民自治の基盤でもある学校をどう守っていくかを考えます。
民営化は各地の運動で止めていますが、広域化は水面下で着々と進んでいます。国は、都道府県主導で広域化を推進し、広域化計画に基礎自治体議会の議決は必要なく、広域水道に住民の声はとどきません。そして、広域化は民営化のツールかもしれません。
自治体DX、システム標準化、スーパーシティ、オンライン窓口、AI等の問題を明らかにし、「日本が世界から取り残されている―デジタル化で社会問題が解決できる」と喧伝し、政府や財界は自治体をどう変えたいのか、先行自治体の状況を踏まえ、ファクトチェックをしながら、住民本位の地方自治のあるべき姿を議論します。
地球環境の危機は国際的な共同行動が必要で、日本の場合も、地方自治体の温暖化防止政策を中心に地方住民の自主的な参加による内発的な経済発展を基軸に自然エネルギーの開発・管理を進めることです。このためには、小規模自治体の連携と府県の支持の制度を作るなどの広域行政の改革と研修機関の設立(地方大学の役割)が必要でしょう。
社会教育は自治体労働者としての社会教育職員の存在が欠かせません。松本ではあるひとりの社会教育職員の経験が活かされ、住民自治を育む「市民財政白書づくり」という共同実践が生まれました。こうしたとりくみがなぜ実現したのか、これから期待することは何か、さらに社会教育とは本来どういう可能性をもちうるのかについてお話しします。
以下の専用WEB申込システム、または添付のFAX専用申込書へ記入してお申し込みください。
参加登録 締切:2022年7月1日(金)23:59
※ご宿泊の申込がない場合は7月8日(金)23:59まで受付いたします
(JR松本駅へはJR新宿駅から「特急あずさ」で2時間30分、JR名古屋駅から「特急しなの」で2時間、また両駅から高速バスも出ています)
2022年7月23日(土)・25日(月)
●全体会
2022年7月24日(日)
●分科会
2022年7月24日(日)
●分科会
自治体問題研究所/北海道地域・自治体問題研究所/オホーツク地域自治研究所/青森県地域自治体問題研究所/岩手地域総合研究所/福島自治体問題研究所/茨城県自治体問題研究所/とちぎ地域・自治研究所/ぐんま住民と自治研究所/埼玉自治体問題研究所/千葉県自治体問題研究所/東京自治問題研究所/多摩住民自治研究所/神奈川自治体問題研究所/にいがた自治体研究所/富山県自治体問題研究所/いしかわ自治体問題研究所/長野県住民と自治研究所/静岡県地方自治研究所/東海自治体問題研究所/滋賀自治体問題研究所/京都自治体問題研究所/大阪自治体問題研究所/兵庫県自治体問題研究所/奈良自治体問題研究所/和歌山県地域・自治体問題研究所/とっとり地域自治研究所/しまね地域自治研究所/岡山県自治体問題研究所/広島自治体問題研究所/徳島自治体問題研究所/香川県自治体問題研究所/愛媛県自治体問題研究所/高知自治体問題研究所/福岡県自治体問題研究所/長崎県地域・自治体研究所/くまもと地域自治体研究所/みやざき住民と自治研究所/おきなわ住民自治研究所