総務省の設置する「自治体戦略2040構想研究会」から二次にわたる報告が出されました。そこでの議論の内容は第32次地方制度調査会への諮問に引き継がれています。各報告は、「人口増加モデルの総決算を行い、人口減少時代に合った新しい社会経済モデルを検討する必要がある」と説き、「将来の危機とその危機を克服する姿を想定した上で」バックキャスティングに課題を整理するとしました。その手法は本来のバックキャスティングとは異なるという指摘があります。各報告の内容は、地方自治ひいては住民一人ひとりのくらしのあり方を大きく変容させかねない内容を含んでいることから、注視していく必要があります。本特集では、報告の全体像ならびに個別論点の検討をこころみます。
書籍名 | 月刊『住民と自治』 2019年2月号 |
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特集 | 特集:見のがせない! 解読、2040自治体危機論 |
価格 | ¥591(税込) |
発行年月日 | 2019年1月15日 |
ISBN-10 | 4880378461 |
ISBN-13 | 9784880378466 |