月刊『住民と自治』 2019年6月号
特集:消費税増税を問う 検証・日本財政と地方財政

2019年10月、政府は消費税を現行の8%から10%への引き上げを行います。反対や疑問の声も多くあがるなか、断行される増税。そもそも、富裕層よりも所得における生活費の割合が高い低所得者層の方に負担が大きく、「不平等」との指摘もある消費税を、いま増税する理由と問題点はどこにあるのか、考えます。

書籍名 月刊『住民と自治』 2019年6月号
特集 特集:消費税増税を問う 検証・日本財政と地方財政
価格 ¥591(税込)
発行年月日 2019年5月15日
ISBN-10 488037850X
ISBN-13 9784880378503

目次

●特集● 消費税増税を問う 検証・日本財政と地方財政

  • 日本の経済・財政の立て直しに向けて 鶴田廣巳
  • 現代の地方税収と税源偏在問題 関野満夫
  • 本当に消費税を増税していいのか 岡田俊明
  • 連携中枢都市圏と地方財政 平岡和久
  • グローバル企業と法人税─その現状と国際的議論の状況の紹介を中心に─ 望月 爾
  • インタビュー 水道事業再公営化のフランス、イギリス 尾林芳匡弁護士に聞く 尾林芳匡
  • 足立区戸籍業務プライバシー侵害裁判─戸籍窓口の民間委託は偽装請負─ 石井一禎
  • 「改悪」漁業法と自治体の役割 二平 章
  • 第61回自治体学校in静岡のお知らせ

●連載●

  • おんなのRun○73 被災牛の命を生かす 谷 咲月
  • @NEWS みなし仮設の孤立のなかで、交流と自治を促す施策を 高林秀明
  • 子どもの未来図 第3回 国家の介入と虐待─復古的な家族観と家庭教育支援法案─ 浅井春夫
  • 世田谷区公契約条例 公契約条例で住みたいまちへ、働きたいまちへ 第3回 公契約条例は違憲・違法なのか 中村重美
  • 最終回 ほけん詩の広場 ⑥地域における保健師活動 田中美穂
  • おいでよ39 南城市 瑞慶覧長敏
  • 史跡さんぽ48
  • 編集後記