月刊『住民と自治』 2019年7月号
特集:食と農がはぐくむコミュニティ

今、日本の農業は農協再編、企業の農業参入、農業の大規模化、農産物の輸出産業化など官邸農政が行われています。一方で、新しい動きの一つとして安心・安全への関心から地産地消への取り組みが生まれています。食と農の関係は、地域社会のあり方を変える取り組みに発展し、住民の自治力の向上にも波及しています。2019年から国連「家族農業の10年」が始まります。世界、日本の地産地消の動きを追い、これからの農業と地域のあり方を考えていきます。

書籍名 月刊『住民と自治』 2019年7月号
特集 特集:食と農がはぐくむコミュニティ
価格 ¥591(税込)
発行年月日 2019年6月15日
ISBN-10 4880378518
ISBN-13 9784880378510

目次

●特集● 食と農がはぐくむコミュニティ

  • 食と農を支えるコミュニティ 野見山敏雄
  • 地産地消で地域と学校をつなぐ-農産物流通コーディネーターとして- 村上かほり
  • よりおいしく安全・安心な地産地消の病院食 大橋佐智子
  • インタビュー 営農法人のダイズ・ムギ生産と連携した醤油づくり 猪澤敏一
  • 料理人が和食で広める、地元食材の魅力と食文化 長田勇久
  • 小規模家族農業と都市貧困層をともに支える -アメリカ・マサチューセッツ州にみるコミュニティ再生運動- 村田 武
  • 「改正」卸売市場法と公共性を守る課題 三國英實
  • 種子法廃止から条例制定へと動く自治体 吉田百助
  • 分析 大阪府市クロス選 冨田宏治
  • 第61回自治体学校in静岡 現地から 東京圏一極集中を考える学校に 林 克

●新連載●

  • 行こう Zoo-Zoo-Zoo  第1回 動物園とは 森角興起

●連載●

  • おんなのRun74 わたしたちの知る権利とメディア 丹原美穂
  • @NEWS ふるさと納税6月から新制度  4自治体除外で問われる制度の本質的問題点 平岡和久
  • 子どもの未来図 第4回 ネットいじめ -その特徴と教育的克服への取り組み- 浅井春夫
  • 世田谷区公契約条例 公契約条例で住みたいまちへ、働きたいまちへ 第4回 地域における共同とシンポジウム 中村重美
  • おいでよ40 南牧村 長谷川最定
  • Jつうしん
  • 史跡さんぽ49
  • 編集後記