月刊『住民と自治』 2021年5月号
特集:デジタル社会の陥穽と自治・くらし

菅政権は、コロナ禍を奇貨として行政のデジタル化にアクセルを踏み、官民で住民の個人情報を利活用しようとしている。自治体は保有するデータを提供し、医療、介護、交通などの全体的な計画、運営を企業に委ねる。それはバラ色の未来を約束するのか。

書籍名 月刊『住民と自治』 2021年5月号
特集 特集:デジタル社会の陥穽と自治・くらし
価格 ¥591(税込)
発行年月日 2021年4月15日
ISBN-10 4880378739
ISBN-13 9784880378732

目次

◆直言 国民のいのちを守るため、病床と医療スタッフを増やすべき 増田 勝

●連続企画● 「新型コロナ」から日本の社会を考える 第11回 コロナ禍の先に─新しい観光に向けて 堀田祐三子

●特集● デジタル社会の陥穽と自治・くらし

  • スーパーシティによるデジタル化は市民と公共、企業の関係をどう作り替えるのか 中山 徹
  • 自治体のデジタル化と地方自治 本多滝夫
  • デジタル社会におけるプライバシー権の再生 根森 健
  • 自治体の「デジタル化」で、行政の現場では何が起きるか 久保貴裕
  • 横浜市におけるデジタル化の動きについて 水野 博
  • スーパーシティを目指す浜松市─自治体の在り方は住民が決めるもの─ 良知信一

●特別企画● 東日本大震災10年③

  • 福島第一原発災害 ─プロセス・プランニングから見た復興の現状と課題 鈴木 浩

●連載●

  • 東京・世田谷区の新型コロナウイルス感染症とのたたかい 第3回 保坂展人
  • 大深度地下開発を考える中 リニア中央新幹線 人命にかかわる大深度工事問題 樫田秀樹
  • 人つながる③ よい物語の始まりを願う小さな食堂 市川詩音
  • シリーズ 地域発信 いいからかん日和 第2回 東日本大震災と「片品むらんてぃあ」 セトヤマ ミチコ
  • 中の人が語る。図書館と、人と、まちと 第2回 本を読むことによって起こること 相宗大督
  • @NEWS 大阪地裁原告「勝訴」判決 生活保護基準引き下げ違憲訴訟 雨田信幸
  • BOOK REVIEW
  • Jつうしん
  • 自治の風─信州から  第1回 白馬村新図書館建設 白馬駅舎一体化案を村民の声で白紙に 加藤亮輔
  • 編集後記