月刊『住民と自治』 2021年9月号
特集:「廃炉時代」がやってきた―原発の不都合な真実と負の遺産

月刊『住民と自治』2021年9月号

福島第一原発事故は、原子力発電の危険性をまざまざと見せつけました。原子力発電の負の遺産の処理には、途方もない時間と費用を要します。負担するのは何の受益もない将来の世代です。

書籍名 月刊『住民と自治』 2021年9月号
特集 特集:「廃炉時代」がやってきた―原発の不都合な真実と負の遺産
価格 ¥591(税込)
発行年月日 2021年8月15日
ISBN-10 4880378771
ISBN-13 9784880378770

目次

◆直言 新型コロナ感染症に対する有効な医療と予防を 尾関俊紀

●連続企画●「新型コロナ」から日本の社会を考える 第15回 コロナ禍と文化─大阪からの報告─ 田坪文一/藤田直子/澳 利子

●特集●「廃炉時代」がやってきた─原発の不都合な真実と負の遺産

  • 「廃炉時代」がやってきた─原子力発電の後始末 大島堅一
  • 原発の負の遺産─核のゴミ処分場選定問題と地域民主主義のあり方 小田 清
  • 廃炉中も続く使用済燃料リスク─地域社会からの廃炉監視を─ 尾松 亮
  • 再稼働の危険性と原子力規制委員会 樋口英明

◆特別企画 戦後76年目の夏─平和を願い、声をあげる人々

  • 全国でくり返される米軍機低空飛行の実態─最新の事例と国内法適用に向けた課題 有田崇浩
  • 馬毛島の軍事基地化と私たちの闘い 山内光典
  • 宮古島の空・海の平和をミサイル基地配備で壊さないで! 上里清美
  • 災害時、誰も置き去りにしないために─西日本豪雨災害での避難所「まきび荘」の教訓 山中弓子

◆『住民と自治』創刊700号に寄せて②

  • 「全体の奉仕者」論と「不断の努力」を 原田松美
  • 『住民と自治』とともに 岡庭一雄
  • これからも地方自治の発展に寄与を 近藤よしえ
  • 自治体民営化の転換の力としてさらに 尾林芳匡

●連載●

  • @NEWS 合理的配慮の提供義務化─障害者差別解消法改正の意義と今後の課題 濵畑芳和
  • 人つながる⑦ 国際子ども食堂 愛媛県松山市にオープン─料理を真ん中に子ども・留学生がつながる─ 山瀨麻里絵
  • 検証 津久井やまゆり園事件を人権の視点から考える 第1回 津久井やまゆり園事件と人権─連載にあたって 井上英夫
  • 中の人が語る。図書館と、人と、まちと 最終回 第6回 図書館と人とまちと  相宗大督
  • くらしと自治と憲法と 第4回 住民投票 庄村勇人
  • ローカル・ネットワーク
  • Jつうしん 
  • 自治の風─信州から 第5回 命の水を守ろう─こもろの「水」を考える会 神津真美子
  • 編集後記