月刊『住民と自治』 2022年2月号
特集:学校が消えると地域はどうなる?―だれのための学校統廃合・小中一貫教育

住民と自治 2022年 2月号 (特集:学校が消えると地域はどうなる?―だれのための学校統廃合・小中一貫教育) [雑誌]

公共施設等総合管理計画の狙いは、公共サービスの産業化政策を背景として、公共施設の数・延べ面積を削減し、その更新費用や維持管理計画を削減することにある。コスト削減だけが目的の学校統廃合・小中一貫校づくりは、教育的効果の根拠も、住民にとって安心快適な地域づくりという視点もない。学校を含む地域の将来ビジョンをどう描くか、住民の運動の力量が問われている。

書籍名 月刊『住民と自治』 2022年2月号
特集 特集:学校が消えると地域はどうなる?―だれのための学校統廃合・小中一貫教育
価格 ¥591(税込)
発行年月日 2022年1月15日
ISBN-10 4880378828
ISBN-13 9784880378824

目次

◆直言 終身無料乗車券+「ドアからドア」の効用 西村 茂

◆新春対談 価値観の転換の時代に立って未来への展望を読む 田中優子×岡田知弘

●連続企画●「新型コロナ」から日本の社会を考える 第20回 コロナ禍下の無料低額診療所から見える景色 山田 智

●特集● 学校が消えると地域はどうなる?─だれのための学校統廃合・小中一貫教育 

  • 学校統廃合の新局面と教育論を無視したその問題性 山本由美
  • 公共施設縮減の現局面と学校再編・統廃合 平岡和久
  • 埼玉に見る学校統廃合の現段階と市民の運動─人口減でも人口増でも学校統廃合・小中一貫校推進 渡辺繁博
  • 市区町村による自衛隊への住基情報提供の違法性について 前田定孝

●連載●

  • 人つながる⑪ 福島県二本松市へ移住─「ソレイユ」から里山の魅力を発信 大原陽子
  • シリーズ 地域発信 旅と暮らし 最終回 第5回 果てのない旅 八須友磨
  • 検証 津久井やまゆり園事件を人権の視点から考える 第6回 植松死刑囚はなぜ事件を起こしたか─事件の本質は解明されないままだ 篠田博之
  • くらしと自治と憲法と 第9回 多文化共生のための外国人参政権 春山 習
  • 公立美術館の光と影 第4回 学芸員に求められる専門性と地位の危うさ 武居利史
  • @NEWS 広島地裁の伊方原発差し止め仮処分不当決定について 樋口英明
  • ローカル・ネットワーク
  • Jつうしん
  • 自治の風─東京・多摩から 第4回 多摩独立を構想する 熊谷伸一郎
  • BOOK REVIEW
  • 編集後記