都市公園は、だれもが自由に、アクセスでき、利用・享受できる市民の共有財産(コモン)です。その公園が、民活という名の企業による公園づくりによって、市民が自由に交わり、活動できる場から、企業の「稼ぐ場」に変えられようとしています。企業による公園づくりは、緑地空間を破壊し、都市環境を悪化させ、さらには、「地球沸騰化」を加速させます。 いま、人々が自由に利用でき、管理できる共有財産としての公園を再創造していくことが緊急の課題となっています。 本特集は、企業に貢ぐ「稼ぐ公園」への変貌にメスを入れるとともに、コモンとしての公園を取り戻そうと立ち上がった、市民の取り組みにスポットを当てます。
書籍名 | 月刊『住民と自治』 2024年9月号 |
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特集 | 特集 コモンとしての公園が奪われる―「稼ぐ公園」から住民主体のまちづくりへ |
価格 | ¥800(税込) |
発行年月日 | 2024年8月15日 |
ISBN-10 | 4880377872 |
ISBN-13 | 9784880377872 |