生活困窮者は増大していますが、生活保護制度の利用者数は減少しています。それは憲法25条の生存権を具体化した生活保護制度が、その目的から大きく乖離した保障水準にあり、生存権を保障する制度になっていないことを示しています。こうした中で2023年、群馬県桐生市の生活保護行政における憲法・生活保護法を無視した運用の実態が発覚しました。桐生市の事案は、この国の社会保障抑制政策の問題を浮かび上がらせました。本特集では桐生市の問題そして生活保護の現状を、研究者、議員、ケースワーカー、住民、弁護士らにより分析し、改善に向けた方向性を提示します。
書籍名 | 月刊『住民と自治』 2024年12月号 |
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特集 | 特集 生活保護はいのちのとりで―個人の尊厳に基づく生存権の保障を |
価格 | ¥800(税込) |
発行年月日 | 2024年11月15日 |
ISBN-10 | 4880377848 |
ISBN-13 | 9784880377841 |